とうとう夏ドラマも後半戦を迎える時期になってしまった。今回の他の夏ドラマって、解剖するのが多くなかった?朝顔さんも、南朋さんも、あと何か解剖するドラマが・・・あ!刑事7人の欣也さんも解剖医だ。そんな中、ルパンの娘は死体も解剖もない刑事ドラマ?なのか、恋愛ミュージカルなのか、コメディーなのか。

私の認識ではこのドラマってコメディになってます。

ルパンの娘 8話 視聴率

驚きの5%台だけれど、実はみんな見ているんだって。

ネットニュースによると見逃し配信の視聴数が過去最高らしい。

木10に見られない人達が自分の空いた時間に見ているのね。

「ルパンの娘を見ないこと」の方が難しいもんね。

ルパンの娘 8話 あらすじ・ネタバレ

Lの一族 一時解散


華たち三雲家がLの一族だと、和馬たち桜庭家にバレてしまった。Lの一族は桜庭家刑事に追いかけられ逃げるため、一時解散することになる。華の父は華に「どうして黙っていたんだ。桜庭家が警察一家だったって事を」と厳しく華を責める。


三雲家の仮の家には警察のテープが張られ家宅捜査が始まる。仕切るのは鑑識課の和馬の母。巻刑事は華がLの一族だと知っていたんじゃないかと和馬に聞く。それを聞いた和馬の母は、自分達は欺されていたんだと被害者のように言う。3人集まって話している場所はタワーマンションに続く、あの畳の上。3人の真ん中には引っ張ると畳が開く電気の紐が垂れている。すると勘の良い和馬の母が畳を調べ始める。立ち上がり電気の紐を触る。それを見ていた和馬と私達、視聴者が心の中で「ヤバイ バレル」と思った瞬間、和馬の母が紐を引っ張る。電気が付いたり消えたりするだけだった。ホッ。


「1杯のかけそばを下さい。」息子2人と座った母が店員に注文する。これは、“貧乏”と“寒い”の総評でしょうか?別のテーブルには、白いレースの布をほっかぶりした華が、かけそばを食べている。テレビのニュースではLの一族を捜索していると流れる。三雲家一家の似顔絵が映り“重要指名手配”と出る。


三雲家一家は一旦集合し、ほとぼりが冷めるまで別々で暮らすと言って父は家族に新しい身分証明(運転免許証)を渡す。華は鈴木華、おばあちゃんは佐藤マツ82歳、悦子は小林絵津子36歳(今より若返ったらしくて大喜び)父は山本猛43歳の運転免許証が渡される。「渉、お前には適当な戸籍が見つからなかった」と父は言い、兄が着ていた学校のジャージの“2年5組 三雲 渉”と書かれた名札の上にガムテープに黒マジックで書かれた“ケビン田中”を貼る。ケビンは33歳の設定となる。


「何年、いや何十年先になるか分からないが必ず迎えに行く。」父は力強く言う。

ケビンだって1人で生きていかなければならない。母は心配する。三雲家解散から8話は始まる。

逃避行


華は個室のあるマンガ喫茶に潜伏。父に配られた1万円を3千円使ってしまった。部屋に7千円を置き、部屋を出る。

え~また出てきたの?アウトデラックスの高い声の男性、山下恵司さんが華の部屋に入る。華が戻ると7千円がない・・・山下さんに盗まれた。

Lの一族の捜査会議。巻刑事がマンガ喫茶など潜伏しそうな宿泊施設をしらみつぶしに当たるぞ!と和馬達に指示を出す。机には黄色いひまわりの花が1本花瓶に飾られている。

巻刑事と和馬は華がいるマンガ喫茶のエレベーターを上る。一銭もなくなった華はマンガ喫茶から出るためエレベーターを待つ。「会っちゃうよ~」小2娘が耳を塞ぐが、あれ?和馬達は違う階にあるカプセルホテルサウナの方へ先に行っちゃった。ホッ!出会うことなく、ほっかぶりした華は外へ出る。



兄が潜伏しているのはタコの滑り台の頂上。寝袋にパソコンを広げ、てんとう虫3号と自分の部屋にしている。近所の小学生の男児が数名登って来て「変なヤツがいるぞ」と兄を見る。急いでパソコンを打つ兄。前に設置されたスピーカーから「オマエラ アッチイケ!」と聞こえる。すると、倍の人数になって大きな石を持って戻ってくる小学生。そしてタコの中の兄に投げつけ始める。

しかしその小学生の中の1人が、具合が悪くなったのか倒れてしまう。ならばと、ウルトラシリーズ風音楽が鳴り始め、“てんとう虫3号 絆”が空を飛び、倒れた子の顔に水を噴射。その子は生き返る。てんとう虫の神様だと兄を呼ぶ、バカな小学生たち。戻ってきたてんとう虫3号絆は兄のおでこに止まり、まるでインド人のよう。


一銭もなくなってしまった華は路地に座り込んでいる。鞄の中から和馬に貰った指輪を出し眺める。自動販売機の下に落ちている100円玉を拾う。公園の水を飲む。雨の日はドラム缶の中で一夜を明け、大きな橋を渡ろうと歩くが飢えと暑さに負けて倒れてしまう。警察署の机に飾られていた黄色のひまわりの花がとうとう、しおれて茶色くなり首を下げてしまうほど、時間は経過した。(何日?)


橋の上で倒れた華のカバンの中に入っている泥棒仮面を見る女性。ちょっとお化粧が濃すぎるけれど、濃いのは化粧だけではない今日のゲスト遠野なぎこさん。場末のスナックのママ佐智役で登場。華は佐智の店、スナック夜蛾で目覚める。目の前には白米と味噌汁とししゃも?「食べな。毒なんか入っちゃないさ」佐智さん、なんかとっても場末っぽいっす。飢えていた華はとりあえず食べ始める。


以前に、深キョンとディーンさんが主演をしていたドラマ“ダメな私に恋してください”で深キョンがディーンさんの作ったご飯を食べるシーンが大好きだった私。深キョンのお碗を持つ親指が素敵なんです。そしてなんと、華は同じ親指の形で味噌汁椀を持つ。お久しぶりに見せて貰いました。ありがとう。

場末のスナックに沈む夜


スナック夜蛾にはママの他にアキヨという1千万円の借金のある女性もいる。(中原翔子さん:映画飛んで埼玉に出演 この人も、そうとう場末っぽくて濃い)ここの店に来る人はみんな“訳あり”だと言うママ。夕べも「私は男のおもちゃじゃない!」と泣いていた客がいたと話す。人情味溢れる場末の濃いママは華に2階に住んで店で働くよう言う。


一方、神様と小学生に言われた兄。神様へのお供え物としてお菓子が供えられ、タコの入口にはしめ縄と神様と書かれたものが飾られている。でも夜になったタコの家は、ちょっぴり淋しい。キーボードを叩く兄(あ、ケビン田中だった)「オレ サビシイ マジ ナキソウ」とパソコンに映ったマスコットが話す。昔を思い出し、父が言ったことを思い出し、思わず涙が出てしまう。「ナクナ オトコダロウ」マスコットが話す。


♪ラブレター・フロム・カナダ(1978年カナダからの手紙)昭和ムードで歌う華と客の親父。1番を歌い終わって涙する華。ママは気遣い、歌のお相手はアキヨに任せて、華に買い物に行っておいでと言う。買い物に出た華は夜空を見上げて和馬を想う。その頃、和馬も夜空を見上げて華を想っている。


華がスナックに戻ると店がめちゃくちゃに。最近良く来る売れない演歌歌手の流しが、下手くそと言われて暴れたとママは言いながらアキヨと片付ける。ママは華を見て「本気で男を愛したことがあるだろう」と言う。華は「私みたいな人間が人を愛してはいけなかったんです。」と呟く。「まるで犯罪者みたいな口ぶりだね~」顔かな?化粧かな?芝居かな?濃いからかな?なんか怖い顔したママが華を見る。


テレビではLの一族のニュースが流れる。華の似顔絵がアップになり、警視庁は情報提供者に1千万円の懸賞金が支払われると発表したことが報じられる。アキヨはそのニュースを見てピンと閃くが、次の瞬間パチっとテレビが消えて振り返ると「誰にも言うんじゃないよ」と、顔かな?化粧かな?芝居かな?濃いからかな?さらに怖い顔したママが言う。

まさかの和馬と円城寺さんの掛け合いミュージカル実現


タワーマンションの自転車置き場から、仮の家に繋がっているロッカーを見つめる和馬。電気の紐を引っ張っても畳が開かなかったんだからもうロッカーとも繋がっていないよな的な感じでその場を去ろうとしたら、ロッカーから音がする。振り返り見ていると、ドアが開き、バックライト&スモークの中にポーズした円城寺さんが帽子を被りステッキを持って♪愛しい恋人、どうして僕から離れてしまうの?と歌う。「どうして」和馬が掛け合い?合いの手?答える。私は鼻歌で参加。


「捧げたい」目に涙を溜めた和馬が答える。「捧げたい」おっと、場末の2階から参加する華。♪またあなたと~と円城寺さん。♪愛し合いたいよ~と、華と和馬。「ブラボー和馬くん」ロッカー前で拍手する円城寺さん。「だれ?」和馬はビビる。円城寺さんは自己紹介し、華から自分のことを聞いていないかと和馬に聞く。「ひとことも」と和馬は真面目な顔をして答える。ここへきて、円城寺さんの扱いがヒドくなる。カワイソウ(てんとう虫風に言ってみた。)


華がゴミ出しから店に戻ると「私は男のおもちゃじゃない!」と言って泣きじゃくる例のお客がカウンターに座ってママが話しを聞いている。そのお客の顔を見てビックリ。悦子だ。さらに濃いのが増える。ドアが開き、例の流しの売れない演歌歌手がギターを引きながら入ってくる。父だ。またドアが開き、顔も服も真っ白なおばあちゃんが入店。「また1人訳ありが来たようだね」ママがため息交じりに言う。「訳ありすぎるでしょ」華の心の声が口から漏れる。


スナックのテーブルに父と悦子が並んで座り、ママは向かえに座る。華が焼酎の瓶を持ってロックを作り悦子の前に置く。父は自分の過去を偽装写真まで作って細かく説明。母も同様に。華は両親のくだらない作り過去話を聞いていられない。でもママは涙を流しそうな顔をして真剣にその作り過去話を聞く。たまに忘れないでって感じでカウンターにいる真っ白いおばあちゃんが映る。


スナックの少し離れた場所に巻刑事と和馬と例のもう1人の刑事がいる。そこへ慌ててアキヨが走ってくる。懸賞金貰えるんですよねと言いながら出したものは華が触った焼酎の瓶だった。アキヨは華の指紋の付いた瓶を警察に渡す。


スナックでは、ママの過去話が始まる。10年前、内縁の夫(本宮泰風)がいた。その男性はヤクザで足を洗うから結婚しようと言っていたのに、敵の若頭を撃って逮捕。別れを告げたが、手紙が来て出所した時、自分のことを想っていたら1枚の黄色いハンカチをぶら下げていて欲しいと書かれていたが、ぶら下げなかった。でも後悔している。だからLの一族のあなたたちに、その男を盗んで欲しいと頼む。


麻薬の取引をさせられる内縁の夫。その現場に、派手な洋服のまま向かう華、悦子、おばあちゃん。父はデコトラに乗ってヤクザの前に登場。父と悦子とおばあちゃんでヤクザをやっつける。華は内縁の夫を助けに。鉄パイプを持ったヤクザと戦う華。いつも戦っているのは深キョンだよね?スタントマンじゃないよね?と信じていたけれど、今回ばかりは違いを見つけてしまった。華はバク転してしまった。深キョンしないよね?


やられて倒れてしまった本物の華を助けに来たのは、てんとう虫3号 神、絆、翔、天、改のみんな。鉄パイプヤクザの周りをシューシューと飛び回る。その隙に華は立ち上がり、「悔い改めな」でやっつける。華の前をてんとう虫3号たちが、カッコ良く戦闘機のように飛んでいく。

「自分みたいな前科者が人なんか愛しちゃいけないんだ。」と内縁の夫は言うが、スナックの前を見ると黄色のハンカチが車屋さんの旗のように、たくさん並んでいる。泣きながら走ってくるママと内縁の夫は抱き合う。

和馬が向かえに来る


スナックの前にパトカーが2台到着し、和馬が店に入っていく。荷物を持って出ていこうとしていた華は和馬を見る。2人は抱き合うが、和馬は涙を流しながら華に手錠を掛ける。そして華はパトカーに乗る。

ルパンの娘 8話 見どころ


昭和ムード漂う場末のスナック&肩パット入りの洋服などなど。見どころはたくさん。黄色いハンカチやデコトラまで出てきて。

私が分からなかったのが、真っ白のおばあちゃん。あれは何だったんだろう?


ルパンの娘 8話 注目キャスト


遠野なぎこさんの評判がとても良い。「3日間吐くほど緊張した」とコメントしている。

ルパンの娘は役者のエネルギーが凝縮していて・・・と語っているが、あなたのエネルギーが1番強かったと感じるのは私だけでしょうか。濃かった~。アキヨも濃かった。

ルパンの娘 8話 感想



maitamamaitama

何度も言っていますが、濃い8話だった。濃すぎる。円城寺さんがサラッと感じたもん。ゲストが濃すぎてお腹がいっぱい。あ、私の大好きなてんとう虫3号もフルで登場したよね。あー、そんなことも忘れてしまうくらい濃かったよ~。なぎこさーん。


ルパンの娘 8話 まとめ

最後に華が捕まってしまった。

どうなっちゃうのよ~。