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スキャンダル専門弁護士 基本情報


「リーガルV」、「99.9-刑事専門弁護士- 」とリーガルドラマが人気を博す中、フジテレビでも前クールで織田裕二さん主演で「SUITS/スーツ」が放送され、話題になりました。

そして今回フジテレビが満を持して作り上げたドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」は連続ドラマの主演を6年ぶりに竹内結子さんが務めます。

人気のリーガルドラマとは言っても、竹内さん演じる主人公は法廷に立つ弁護士ではなく危機管理専門でスキャンダルなどを解決する弁護士ということで、どのようにストーリーが展開されるのか想像がつかないところが新鮮で楽しみなところです。


放送日時:2019年1月10日(木)22時スタート(初回15分拡大)

放送局:フジテレビ

キャスト:竹内結子、水川あさみ、中川大志、泉里香、バカリズム、斉藤由貴 他

脚本:倉光泰子(「刑事ゆがみ」「グッド・ドクター」など)

三浦駿斗(「社長室の冬 -巨大新聞社を獲る男-」「警視庁いきもの係」など)

主題歌:YUKI

オープニングテーマ:milet

スキャンダル専門弁護士 キャスト

竹内結子:氷見江 役


役名:氷見江(ひみ こう)

パワハラやセクハラ、その他企業や個人にとってマイナスになる情報を公にされたクライアントを助ける凄腕のスピン・ドクター。

意図的にクライアントにとってプラスの情報を流すなど、陰で情報を操作することでトラブルを解決します。

仕事に関しては天才的才能がありますが、度々発言が変わる気分屋の一面も。

1996年にフジテレビで放送されたドラマ 「新・木曜の怪談 Cyborg」のヒロイン役で女優としてデビューした竹内結子さん。

数多くのドラマや映画に出演され、そのほとんどが主演もしくはヒロインであり、たくさんの受賞歴があることからも実力が高く評価されている女優さんであるといえます。

明るくて活発、男勝りなイメージの役柄が特に彼女にはぴったりで、今回の氷見という女性もはっきり自分の考えを伝え貫く姿が見ていて気持ちがいいです。

水川あさみ:与田知恵 役


役名:与田知恵

氷見と同様に危機管理専門の弁護士で、氷見の右腕的存在で、女友達でもあります。

基本的には冷静沈着なタイプですが、一度火がつくと誰にも止められない事も。

1997年に女優デビューした水川あさみさんは、多くの作品に出演するもなかなか彼女の魅力を活かせる作品には出会えなかったようで、2008年に日本テレビで放送されたドラマ「夢をかなえるゾウ」で主演を務めたことでようやくたくさんの人が彼女の演技を目にすることになりました。

彼女の演技には間違いなく惹きつけられるんですよね。

そこには女優という以前に、人間「水川あさみ」の大きな魅力が存在するのかもしれません。

中川大志:藤枝修二 役


役名:藤枝修二

氷見の同僚の新人弁護士。

ハーバード大学出身で端正なルックスでありながらどこか抜けたところがあります。

しかし正義感が人一倍強く、氷見に圧倒されつつ懸命に付いていこうとします。

2009年に子役としてデビューした中川大志さんは、2011年に日本テレビで放送され大ヒットしたドラマ「家政婦のミタ」で阿須田家の長男、翔役を演じ話題になりました。

個性的な役もシリアスな役もそつなくこなすことのできる中川さん。

若いながらも感覚が繊細で物の哀れを表現できる数少ない俳優さんであると思います。

今回の役どころはおとぼけキャラという感じなので、あまり彼の魅力が発揮されない気がして残念です。

バカリズム:鈴木太郎 役


役名:鈴木太郎

氷見の勤務先である大手法律事務所の副所長。

父親が事務所の社長で、坊っちゃん育ちのせいかハングリー精神に乏しい上、無責任。

基本的に仕事は氷見たちに丸投げでクライアントからのクレームにも動じません。

1995年バカリズムを結成し、2005年12月からピン芸人として活動しているバカリズムさん。

お笑いの才能も高く評価されている彼ですが、それ以外にもナレーションや役者、脚本、イラストなどマルチに活躍され、今回のドラマではキャラクターの監修も務めています。

斉藤由貴:真野聖子 役


役名:真野聖子

氷見の勤務先の事務員。

バツイチ子持ちで、感情をほとんど見せず事務作業をマイペースにこなす一方、ハッキング技術に長け、要望があればフェイクニュースを作り上げ、世間を混乱させることもできます。

1984年に芸能界入りした斉藤由貴さんは、翌年歌手としてもデビューし、同年にフジテレビで放送されたドラマ「スケバン刑事」で主人公の麻宮サキを演じ一躍有名になりました。

80年代アイドルとして人気が高かった斉藤由貴さんは、女優としても評価が高く、テレビドラマに欠かせない存在で多くの作品に出演されました。

歳を重ねても可愛らしさを持ち続けている彼女ですが、今回はあまり喜怒哀楽を表現しない役柄のようで、新鮮な気持ちで見られるかもしれませんね。

泉里香:東堂裕子 役


役名:東堂裕子(とうどう ひろこ)

ミナトテレビの女性記者で、上昇志向が強くスクープを取ることが常に最優先。

政治家にセクハラを受けた際助けられたことから、氷見に情報を教えてあげることもありますが、反面それと引き替えにネタを掴もうとする下心もあります。

2003年に芸能活動を開始した泉里香さんは当初は別名義で活動を始め、女子中高生向けのファッション雑誌でモデルを務めてました。

その後歌手デビューも果たし、ドラマ「美少女戦士セーラームーン」で水野亜美/セーラーマーキュリー役を演じるなど順風満帆なスタートを切りましたが、その後活動休止、数回名義を変更するなどし、2008年に現在の泉里香名義に変更してからはモデルやグラビア、女優としても大活躍。

知的で品のある綺麗さとスタイルの良さもありぐんぐん評価を上げています。

スキャンダル専門弁護士 1話 あらすじ・ネタバレ

あるパーティーの会場に招待客として来ていた鈴木法律事務所の副所長、鈴木太郎(バカリズム)。

ふと目をやった先に、めかしこんだ事務所の危機管理部リーダー氷見江(竹内結子)がいました。

会場には他にもスタッフなどに変装した同僚の与田知恵(水川あさみ)、藤枝修二(中川大志)、事務員の真野聖子(斉藤由貴)の姿もあります。

氷見は大物政治家である林光蔵(山田明郷)に接触し、テレビ局の記者、東堂裕子(泉里香)に彼の息子がしたセクハラ行為を公にしないことと引き換えにネタを要求しました。


その後間もなく、ある政治家の不正献金問題が発覚し、番組では東堂が事件についての原稿を読んでいました。

氷見が林から得たネタを東堂に提供したのです。

大きな仕事を終え、久しぶりに休みを取ろうとしていた氷見たちの元に次の案件が舞い込んで来ます。

人気アイドルグループ、フォレストの冠番組で白石杏里(馬場ふみか)が、赤江桃子(中村ゆりか)を突き飛ばしたことで新聞でもネットでも不仲説を大きく取り上げられ、杏里には、殺害予告まで届いてしまったのです。

事務所を訪れたのはミナトテレビのプロデューサー、深川。

今回のトラブルで番組のスポンサーが降りてしまう前に、穏便に事態を収束させたい彼は、危機管理のプロである氷見たちに相談しに来たのです。

テレビ局前に大勢のマスコミが詰めかける中、フォレストのメンバーが到着。

深田は番組で謝罪会見を開こうと思っていましたが、杏里は拒否します。

杏里と桃子は仲良しだとされていて、芸能人である以上、イメージは大切だと杏里に説明する氷見。

解散したいのかと尋ねると、杏里はいますぐにでもと言いますが、その理由を語ろうとはしませんでした。

その後杏里が突然いなくなり、誘拐では?と心配される中、杏里が1人で出ていった様子が監視カメラの映像から確認されてホッとするマネージャー。

杏里は外に出たものの目撃情報や男といるなどという嘘をSNSにアップされ、拡散されて助けを求めていました。

目撃情報をもとに、杏里を探す与田と真野でしたが、杏里は見つかりません。


テレビ局では、動画投稿サイトに殺害予告をアップしていた仮面の男が現れ、警備員が捕まえると、男は「あれ絶対バックに男がいるよ」と言うのでした。

藤堂からの情報では杏里には彼氏がいるということで、2ショットも撮られていました。

やがて杏里を見つけた与田は「私たちに助けさせてくれない?」と切り出すのでした。

そして杏里はテレビ局に戻り謝罪します。


藤枝は関係者への調べで、元マネージャーが音信不通だという情報を得ます。

ランチ中、氷見が与田に、杏里が何かを守るために悪者になろうと脱走したとしたら…

と違う角度での発想を伝えていた時、元マネージャー、海老原の居どころにたどり着いたという連絡が入ります。

与田が海老原に話を聞くと、社長がメンバーを商品としか見ていないこと、そのことでメンバーが苦しんでいるのが耐えられず辞めたと言います。

その後彼はメンバーとは一切会っていないようでした。


与田と氷見は、写真に写る杏里の隣の男性が持っているのが鰻屋の紙袋だと気づき、以前杏里と桃子の雑誌の1ページを思い出し、真相を理解するのでした。

写真の男性は、男性の格好をした桃子だったのです。

彼女は性同一性障害を患っており、メンバーはそのことに気づき受け入れていました。

海老原はそんな桃子のことを考え、社長に辞めさせてあげてほしいと言い、クビになったようです。

フォレストが解散すると、違約金12億円を事務所に支払わなければならず、それならクビになった方が良いと思いつき、杏里は問題行動を繰り返したのでした。


番組の放送が始まり、冒頭で今回の騒ぎを謝罪したメンバーは、突然解散を発表。

事務所の社長の森尾は慌ててやめさせるように言いますが、この計画をメンバーに提案したのは氷見で、森尾以外の関係者も全員それを受け入れ見守っていました。

「今までありがとうございました」と桃子が言い、ラストステージが始まります。


社長の森尾に氷見はこれまで彼がフォレストに仕事をもらうため行ってきた不正についての書類を渡し、その中には、万博のイメージキャラクターにするための、議員への不正献金もありました。

不正献金のリストは、次期法務大臣の林から、セクハラを見逃す代わりに手に入れたもので、藤堂に交渉をし、そこから森尾だけを抜いてもらったのです。

フォレストが解散すれば、万博の件はなしになると氷見が言うと、森尾は観念し、笑いを漏らすのでした。

騒動が解決し、事務所には氷見宛に請求書が届きます。

そこには仮面の男の手配料とあり、仮面の男は氷見が手配したことがわかります。

スキャンダル専門弁護士 1話 見どころ


星野源のヒット曲、「恋」のMVやPerfumeの一連のMVを手がけている映像クリエイターの関和亮監督が演出を担当しているということで、ストーリーもさることながらまるで映画のように重厚感のある演出も見どころとなります。

また、今回はプロデューサーの依頼で、アイドルグループの不仲からのトラブルを解決するはずが、そのトラブルの原因を知ったことで意外な結末が待っていました。

氷見の頭の回転の速さにもずる賢さにも圧倒されっぱなしで、点が線で繋がる「あっ!」という瞬間が何度もあるところは見どころだと思います。

スキャンダル専門弁護士 1話 SNSの反応は?

スキャンダル専門弁護士 1話 感想

これまで見てきた弁護士を題材にしたドラマとは全く違う斬新な切り口のドラマで、見ているうちに登場人物が弁護士であることを忘れてしまいました。

チームワークもすでに出来上がっていて、スピード感のある展開で着々とトラブルを良い方向に導いていく女性陣とは対照的に、どこか間の抜けた藤枝と、全くやる気のない鈴木の存在がこのドラマの良いスパイスになっていたと思います。

特にバカリズムさん演じる鈴木の行動や表情、言葉が絶妙で面白いのに違和感なくドラマに溶け込んでいるところがすごいと思いました。

スキャンダル専門弁護士 1話 まとめ

1話にしてすでにチームワークが完璧だった危機管理部。

あちこちに張り巡らされた伏線が回収されるところには脚本の素晴らしさを感じました。

危機管理専門というのがどういったことなのかはこの1話でなんとなくわかりましたが、弁護士というジャンルで法律をもって事件と向き合うというだけではなくすごく繊細で幅広い視野が必要とされるお仕事のようで、今後どんな依頼があるのか楽しみです。


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以上、
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最後まで読んでいただきありがとうございます!