毎週楽しみにしてるドラマ「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」第9話が放送された。
どうなってしまうのか?
鈴木法律事務所、危機管理部。
これまで事務所にやってきたクライアントに起こったトラブルを、結果的なダメージを最小限に抑えるという意外な解決法によって、多くの人を救ってきました。
それには圧倒的な洞察力と頭脳、発想、瞬発力と、さまざまな能力に長けている氷見の存在が不可欠だったのですが、前回8話のラストで与田にクライアントを利用していると指摘され、
「お疲れ様」
と事務所を後にしてしまいました。
氷見はあのまま事務所を去るつもりなのでしょうか。
だとしたら危機管理部はどうなるのか。
気になる第9話のあらすじ、ネタバレ、見どころ、感想などをお届けしたいと思います。
Contents
スキャンダル専門弁護士QUEEN 9話 あらすじ
「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」第9話 今夜10時✨
氷見が鈴木事務所を退所…!?明かされる氷見の過去…
5年前の死亡事故の謎と吾妻との不倫疑惑…
対立し合う氷見と与田…!そして、氷見が追い詰められる…!?#竹内結子 #水川あさみ #中川大志 #泉里香 #バカリズム #斉藤由貴#ドラマQUEEN pic.twitter.com/eQEJSuJMJp— 「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」3/14(木) 最終話 ! (@queen_scandal) 2019年3月7日
氷見(竹内結子)が吾妻(山本耕史)を潤わせる為、これまでクライアントを利用し続けていたのではないかと疑っていた与田(水川あさみ)。
彼女の机を物色し、核心に迫る記事を見つけた時、入ってきた氷見と対峙します。
しかし氷見は真相を明かすことなく「お疲れ様」と言って去って行きます。
知名度の高い人気議員のスキャンダルは大きく報じられ、記事にある元秘書が氷見だと特定されたことで、鈴木法律事務所では事務員の真野(斉藤由貴)が抗議電話などの対応に追われて嘆いています。
さらに氷見と電話が繋がらないと言う与田に鈴木(バカリズム)は、氷見が退職したこと、そして新たなクライアントが吾妻であることを明かします。
総務大臣の林(山田明郷)と吾妻が訪れ、氷見と不倫関係にあったのではという与田の見解を吾妻は否定します。
林は汚職の疑惑もスキャンダルも潰すよう命じました。
与田たちはまず不倫疑惑から取り掛かることになり、吾妻自身の口から疑惑を否定してもらうため、釈明会見を開くことにします。
その前に与田は取り引きをし、ネタの情報を最優先に教えるかわりに氷見の情報を東堂(泉里香)から手に入れました。
そして、5年前に男性が死亡した事件で氷見が容疑者として一度逮捕されすぐに釈放されていたことを知るのでした。
スキャンダル専門弁護士QUEEN 9話 ネタバレ
まもなく、最終章に突入の第9話 OA!#竹内結子 #水川あさみ #中川大志 #泉里香 #バカリズム #斉藤由貴 #ドラマQUEEN pic.twitter.com/8RGJeDsaL9
— 「スキャンダル専門弁護士 QUEEN」3/14(木) 最終話 ! (@queen_scandal) 2019年3月7日
氷見のデスクを物色し、記事のコピーを見つけた与田が現れた氷見に、クライアントを利用していたと指摘すると、彼女は反論することもなく事務所を後にしました。
そして場面は5年前の事故現場。
そこには死亡した男性の近くで立ち尽くす氷見の姿がありました。
ふと歩道橋の上に目をやるとそこには怯えた表情の女性の姿が。
彼女はすぐにその場から立ち去りました。
疑われ逮捕された氷見が警察署から出てくると、「氷見さんらしくないな」と出迎えたのは鈴木でした。
そして再びシーンは現在に戻ります。
吾妻の数々の疑惑の記事が出たことで、その話題はワイドショーでも大きく取り上げられ、ネット上でも瞬く間に拡散されました。
記事には「4つの黒い噂」とありました。
①、大手芸能事務所の森尾プロのアーティストを万博のイメージキャラクターに就任させるために、万博推進連盟山川議員との橋渡しをし、そこに多額の金銭のやり取りがあったのではないかという疑惑。
②、マネークから不正に献金を受け取っていたのではないかという疑惑。
③、帝都医科大学への裏口入学をあっせんしていたのではないかという疑惑。
④元政策秘書の氷見と不倫していたのではという疑惑。
どれもこれも吾妻の清潔感のあるイメージを覆すもので、吾妻の事務所ではひっきりなしに電話が鳴り、すでに氷見が不倫相手として特定されたせいで危機管理部にも電話がかかってきていました。
真野の忙しさをよそに氷見と連絡が取れないと訴える与田に、鈴木はあっさり氷見の退社を伝えるのでした。
そんな状況にもかかわらず、鈴木は新たなクライアントからの依頼をすでに引き受けていました。
なぜならそれは渦中の吾妻だったからです。
やがて総務大臣の林と吾妻が訪れます。
吾妻は明時党の顔で、さらに彼は党のトップである五十嵐(小野武彦)の娘の美咲(山崎紘菜)と結婚してしました。
林は五十嵐に恥をかかせるわけにはいかないと言うのです。
吾妻に「久しぶり」と挨拶する鈴木。
彼らは大学の同窓生で、さらに氷見も同窓生でした。
氷見との関係を与田が吾妻に問うと、大学からの友人であり、秘書をしてもらっていたことはあるけれどそれ以上の関係ではないと言います。
そして不正献金についても否定しました。
林は不倫と汚職、どちらの疑惑も潰すよう鈴木たちに命じるのでした。
氷見がいないので、与田がこの案件を仕切ることになります。
関わっているのが氷見である可能性があるということで、簡単に粗は見つからないだろうと考えた与田は、まず不倫疑惑から取り掛かることにします。
疑惑を本人の口から否定してもらうため、早急に釈明会見を開くことになります。
原稿などの準備をしている間、記者の東堂の元に向かい、氷見の情報と引き換えに他のネタを最優先で提供すると掛け合う与田。
その結果、氷見に関する記事を見せてもらうことができました。
丁寧に作成されたスクラップブックには、5年前に氷見が関与したとされる死亡事故の記事がありました。
吾妻の事務所を訪ね、与田が釈明会見に妻の美咲の同席を提案すると、美咲は快く引き受けてくれました。
会見で話す内容を真野が作成した原稿を渡し、再度不倫の疑惑を確認すると、吾妻はやはり完全否定。
さらに最後に氷見に会った時期を尋ねると、彼女が秘書を辞めてからは会っていないと答えるのでした。
氷見が秘書を辞めたのは5年前の事故の後のことです。
さらに、以前も協力してもらったテレビ局のプロデューサーに番組で吾妻の特集を組んでもらえるよう交渉し、吾妻が地域の人たちや子供たちとふれあう姿に密着した番組が放送されたことで、まんまと彼の好感度を上げることに成功しました。
無事に疑惑についての釈明会見を終え、誠実な印象を世間に与えることができ、ホッとしたのもつかの間、今度は氷見がインターネットの動画サイトを利用して怒りの告発をしたのです。
氷見は憎しみのこもった顔で、不正献金と言われている問題について、自分は法律に違反しない範囲で党への橋渡しをしただけで不正はないと断言します。
そして表面だけを取り繕ってその場をやり過ごし、問題の核心に触れず具体性を欠いた今回の会見は吾妻の策略だと反発するのでした。
氷見の行動を受け、与田は5年前氷見が関わった可能性のある事故を東堂に記事にしてもらい、反撃することにしました。
その記事の情報により世間は再び一斉に氷見を叩き始めました。
そんな時、夜道を歩いていた氷見が何者かに襲撃される事件が起こります。
氷見は数回殴られ、悲鳴と周囲の目に動揺した犯人はその場から去ります。
周りに居合わせた人たちは助けるわけでもなく、氷見にカメラを向けてひたすらにシャッターを切り、SNSにアップします。
ニュースでその事実を知った鈴木や藤枝(中川大志)は氷見を心配しますが、氷見を完全に潰すことだけを考える与田は、さらに氷見の記事を東堂に頼んで書かせます。
それは、氷見が政策秘書時代に選挙違反をしていたという内容でした。
吾妻や対立する候補についてのフェイクニュースを流していたというのです。
一方、真野が雇った情報屋から、5年前からあるSNSに集まった個人情報が不正に売買されていたという情報を得ます。
送られてきた顧客リストには氷見の名前がありました。
そして、関わっていた会社があったのはあの事故現場のすぐ近くで吾妻の選挙区でもあります。
これは何を意味しているのでしょうか。
真野はそのことを与田に伝え、動き出します。
スキャンダル専門弁護士QUEEN 9話 見どころ

これまで氷見と共にクライアントのピンチを救ってきた与田が、氷見と対決することとなります。
氷見の退社と彼女が当事者となってしまったことから、今回は与田が氷見の代わりに危機管理部を取り仕切ることになりますが、相手が氷見であることもあり、一筋縄ではいきません。
しかし、強い気持ちで氷見を潰しにかかる与田のフットワークはとても軽く、これまで氷見の指示で動いていたとは思えない見事な仕事ぶりを見せます。
その姿からは活躍と言うより裏切られた憎しみに取り憑かれた人間の怖さが垣間見えます。
また、情報に踊らされる人間たちの醜さもこれまで以上に色濃く描かれているので、その辺りも見どころです。
さらに、氷見の不在により鈴木の登場シーンが多くなった今回、バカリズムさんの妙にリアルな演技と与田との掛け合いにも注目です。
スキャンダル専門弁護士QUEEN 9話 注目のキャストは?

今回注目したのは、氷見との不倫疑惑が報じられた吾妻涼介を演じている山本耕史さんです。
なんと0歳の時からモデルとして活動していたという山本耕史さん。
10歳で舞台デビューを果たし、その後俳優として驚くほどたくさんの作品に出演されている山本さん。
広くその名前と演技力が知られるようになったのは1993年にフジテレビで放送されたドラマ「ひとつ屋根の下」の、車椅子で生活する文也役がきっかけであることは多くの人が認知していると思います。
現在も主に舞台で活躍されていますが、コンスタントにテレビドラマでもお見かけするというのは、演技力が評価されている証拠ですよね。
吾妻の爽やかで穏やかなイメージにはぴったりの俳優さんだと思います。
氷見との関係はどうなのか、疑惑の真相はどうなのか、どんな役もこなす実力ある俳優さんなので、実は吾妻が豹変するなんてこともあり得るのかもしれません。
スキャンダル専門弁護士QUEEN 9話 感想
QUEEN9話の与田ちゃんが氷見さんを思っているであろうところをギュッとね。 pic.twitter.com/0mzrFBKrWW
— 半田 (@code_siro) 2019年3月8日
SNSの情報に世間が過剰に反応し、エスカレートしたことで氷見が襲撃される事件が起こりましたが、倒れている氷見を誰も助けずに写真や動画を撮る姿には現代の日本の世相が描かれているようで、すごく不気味でした。
あのシーンは多くの視聴者の心に印象的に残ったことと思います。
そして今回は、これまで仲間として共に歩んできた氷見と与田が対決することになりました。
与田が裏切られた気持ちになるのは当然のことですし、与田が生真面目な人だということは知っていますが、憎しみに突き動かされてなんとしても氷見を潰そうとしている与田の姿はなんだか見ていて悲しくなりました。
でも、ちょっと待ってください。
毎回多くの伏線が張り巡らされているこのドラマですが、9話でもなんだか違和感あるシーンがいくつかありましたよね。
私がどうしても気になったのは、与田が鈴木に氷見の退社を明かされ、どうして自分に連絡がないのかと詰め寄る場面。
氷見の机を勝手に物色して責め、あのまま別れたのだとしたら氷見だって連絡しづらいですよね。
そして、物語の途中で外を歩く与田が受けていた電話、真野が最後に受けていた電話、このどちらも相手が誰かもその内容も明かされていません。
さらに、5年前秘書を辞めた氷見を拾って弁護士として雇った鈴木が、こんな簡単に氷見を切り捨てるでしょうか。
氷見が辞めたのは事務所に迷惑をかけないためじゃないかと思うんですよね。
もしかすると全ては氷見が仕組んでいて、事務所には盗聴器が仕掛けられているから事務所内では演技をしているけれど、実はみんな氷見を助けるために動いてるんじゃないかと…
想像が止まらなくて楽しいとはいえ、真相が気になるので次回の放送が待ち遠しいです。
スキャンダル専門弁護士QUEEN 9話 まとめ

氷見が疑惑に関わっているのか、答えは次回に持ち越されました。
問題の事故現場にいた女性、おそらく吾妻の奥さんですよね。
どうして氷見はそのことを隠し通しているのでしょう。
そして、本当の悪はどこにあるのでしょうか。
なんだか疑問ばかりが湧いてきます。
毎回予想外の展開と結末で驚かせてくれるドラマなので、きっとどんでん返しが待っているとは思いますが、とにかく危機管理部の和気あいあいとした雰囲気が戻ってくれるといいなと思っています。
以上、
「スキャンダル専門弁護士QUEEN 9話氷見はどうなる?ネタバレ感想書きました!」の記事をお届けしました。