ドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』ではこれまでご近所トラブル、セクハラ疑惑、離婚問題から殺人事件に至るまで、ありとあらゆる依頼を受けてきた鈴木法律事務所危機管理部。

その度にさまざまな角度から問題の本質に迫りクライアントと向き合い、時にはズル賢い手段で解決に導いてきました。

ただクライアントの味方になり依頼通り勝たせるこれまでドラマで描かれた弁護士とは違い、違和感の裏に隠された真実を明らかにすることで進んで行く彼女たちのストーリーは全く結末が予想できません。

そんな彼女たちは次にどんなクライアントと出会うのでしょうか。

今回は気になる第6話のあらすじ、ネタバレ、見どころ、感想などをお届けしたいと思います。


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スキャンダル専門弁護士QUEEN 6話 あらすじ


鈴木法律事務所の危機管理部の氷見(竹内結子)、与田(水川あさみ)が鈴木(バカリズム)と共に会いに行ったのはパワハラに関する依頼をしてきた浮田千代子(真野響子)。

そこには千代子の秘書を務めている若月礼二(杉野遥亮)がいて、千代子のパワハラを訴えて彼以外の秘書は退職してしまっていました。

彼は本当の千代子は穏やかで優しく、記事で非難されるような人ではないとかばう発言をします。

けれど千代子自身は記事の内容をあっさり事実だと認め、自分のスキャンダルが面白がって騒がれている今の現状をおさめてもらいたいと言います。

礼二に小説家としての才能があることを認めている様子の彼女は、彼のような才能ある若者のために自分の遺産を使いたいと言うのでした。


これまで築いた人脈からミナトテレビの部長の元を訪れた氷見たちは、礼二を取り上げた番組を制作することを提案します。

番組が放送され、狙い通り騒動が収まりそうな時、氷見は礼二に裏の顔があるのではと気になり彼を探ることになります。

スキャンダル専門弁護士QUEEN 6話 ネタバレ


ようやく取れた休暇を終え、楽しかったひとときのバカンスにいまだ浮かれ気分の鈴木法律事務所、危機管理部の面々の元に鈴木がある記事を持ってきます。

文学賞をいくつも受賞している有名なベストセラー作家の浮田千代子に突如パワハラ疑惑が浮上したのです。

週刊誌に掲載された記事には、彼女のパワハラによって3人の秘書が辞めてしまったと書かれていました。


早速鈴木に連れられて氷見と与田が今回の依頼人である千代子の自宅に向かうと、そこには大勢のマスコミが。

仕方なく裏口に回ると、出迎えてくれたのは秘書歴半年の若月礼二でした。


彼は、本当の千代子はいたって穏やかな人物で、秘書たちに厳しい態度を取るようになったのはここ2、3ヶ月だと明かし、辞めていった秘書たちは執筆中は気が立つこともあることを理解して支える覚悟がなかったのだと言います。


パワハラ疑惑の記事について本人に確認すると、記事に書かれている内容をあっけなく事実だと認めました。

それによって辞めてしまった秘書たちが訴訟を考えているらしく、氷見は示談を勧めますが彼女は謝罪するつもりがないようです。


千代子のスケジュール管理や小説に関する資料集めはもちろんのこと、食事の準備も完璧にこなし、彼女のことをなんでも理解している様子の礼二。

作家としての才能が彼の中にあることを、千代子は彼の発する言葉に触れる度に感じていました。


しかし、礼二の生い立ちや職歴など、ここに来るまで彼が何をしていたのか、昔のことは教えてくれないので何も知らないと言うのです。

礼二に絶大な信頼を置いている千代子は、財産を全て彼のような若き才能に使うため、すでに遺言書を作成していると氷見たちに語るのでした。

これまで仕事で築いてきた人脈からミナトテレビの部長の元を訪れた氷見は、番組で礼二の特集を組んで欲しいと提案します。

千代子のイメージアップのため、礼二の存在を利用することにした氷見は、彼女がパワハラをしていたのではなく、辞めていった秘書たちに能力が無かったことにしようとひらめいたのです。


氷見の申し出にどうも気乗りしない様子の部長に対して、クラブで彼が女性と親しげに密着している隠し撮りの写真を見せると、あっさり引き受けてもらうことに成功しました。


人気作家のイケメン秘書として礼二が取り上げられた番組が放送されると、視聴者は礼二が献身的に千代子を支える姿に好感を持ち、千代子のイメージアップにも繋がりました。

氷見たちはこれで無事に騒ぎが収まると考えていたのです。

しかし、氷見はミナトテレビの部長に対する切り札に使った写真に、女性の肩を抱いた礼二が写り込んでいたことに気づきました。


氷見の指示で与田は渋々そのクラブに赴き、礼二を監視することになりました。

そこには記者の東堂(泉里香)も取材に来ていて、同じく礼二の姿を追っていました。

礼二はある女性と会うためにクラブに来ていたようです。

それは東堂の知る女性で、三流出版社の編集長であるということでした。


二人の間には怪しげな空気が流れ、会話の内容によるとその編集者は礼二にお金を渡して千代子に近づかせ、信頼を得た彼を利用するという姑息なやり方で契約を結んでいました。

印税の割合など、作家に不利な内容の契約であったことを与田が礼二と接触していた編集者に問い詰めると、千代子がイケメン好きであることを知っている彼女は、あらゆるホストクラブやバーを回って礼二を見つけたのだと言います。


礼二と編集者の繋がりが東堂のスクープで記事になり、呼び出して話を聞きますが、ごまかされてしまいます。

そこで氷見が千代子がもう礼二にいて欲しくないと言っていると伝えると、礼二は態度を変え、彼女に近づいたのは記事にある通りお金とコネのためだったと認めました。

そこで氷見は礼二に事実を全て自分の言葉で世間に公表するように命じ、表に出てくれなければ勝手な契約をしたことについて裁判を起こすと千代子の考えを伝えます。


礼二は記者会見で千代子を騙したことを認め謝罪をしますが、開き直りとも取れるその態度に世間から大バッシングを受けます。

さらに礼二とのトラブルを知り、パワハラによって辞めていった秘書たちが心配して戻ってきたようです。


そんな時、パソコン画面を見ていた真野(斉藤由貴)の目に飛び込んできたのは千代子が亡くなったというニュースでした。

千代子は末期ガンを患っていたことを誰にも言わずにいたのです。

秘書たちは本当は遺産目当てで戻ってきたのです。

管理事務所を作ろうと千代子の自宅に集まっていた彼女たちのところへ、行方がわからなくなっていた礼二が藤枝(中川大志)に連れられて現れ、遺言書の隠し場所を氷見たちに教えます。


公正証書遺言には若い才能のために作家を育成する団体に遺産を全額寄付すると記されていました。

これにより、辞めた秘書たちは千代子の遺産に手出しができなくなり、去って行きました。


役目を果たし、去ろうとする礼二に対し、氷見は千代子とのことを本にするよう言います。

それは千代子の思いでした。

彼女は礼二が自分に近づいた本当の理由を気づいていながら才能を認め、心を許し、秘書として雇っていたのです。


氷見は彼女へのインタビューで、嘘のうまい礼二が殻を破り本性をさらすことができれば本物の作家になれるという礼二への想いを知り、礼二のために残りの人生をかけた彼女の手伝いをすることにしたのです。

氷見は本当のことを知った千代子に捨てられたと嘘をつき、それによって彼は本性をさらけだすことになりました。

礼二を本物の作家にする。

それこそが千代子が危機管理部に依頼した理由だったのです。

それを知った礼二は彼女と過ごすうちに尊敬の気持ちが芽生え、小説家になりたいと考えるようになっていたことを明かします。

そして礼二は千代子と過ごした日々を小説にして出版し、彼女が認めたその才能が本物であったことを世間に証明したのでした。

スキャンダル専門弁護士QUEEN 6話 見どころ


今回の依頼は大物小説家によるパワハラ疑惑により騒ぎ立てる世間を静かにさせてほしいというものでした。

しかしこの依頼には彼女の別の希望が隠されていたのです。

また、千代子の身の回りの世話や精神的な支えにもなっている礼二という秘書にもある秘密がありました。

二人の秘密と美しい結末は、今回の大きな見どころです。


二人の真実を見つけ出し、千代子の思いを無駄にしないためにいつものようにあらゆる手段でガツガツ前に進んで行く氷見ですが、驚くほどスムーズにつながり、結末に向かうテンポの良さにも注目です。

スキャンダル専門弁護士QUEEN 6話 注目のキャストは?


若きイケメン秘書が物語のカギを握っていた今回、その秘書、若月礼二を演じた杉野遥亮さんに注目してみました。

2015年、雑誌の専属モデルオーディションでグランプリを獲得したことがきっかけで芸能界に入った彼は、2016年に日本テレビで放送されたドラマ「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」で俳優デビュー。

それ以降ドラマや映画に引っ張りだこになり、まだ主演作は少ないものの、あらゆるところで彼の姿を見るようになりました。


胸キュン系のストーリーがブームとなっている昨今、この手のイケメンは需要があるものの、ライバルも多いでしょうね。

割と普通の役柄が多いせいか、演技力は今のところ未知といった感じです。

個人的には2017年に配信されたドラマ、「グッドモーニング・コール our campus days」での夏目柊くんがとても好きでした。

片想いの切なさをうまく表現できているんですよね。


今回の礼二役は元ホストで千代子を騙すという役どころでしたが、正直なんだか悪い役は合っていない気がしました。

しかしこれからさらに幅の広い役柄に挑戦し、役者として成長していく彼に注目し続けたいと思います。

スキャンダル専門弁護士QUEEN 6話 感想

これまでのストーリーの中で、氷見の仕事への熱意や頭の良さ、ずる賢さなどは描かれてきたものの、彼女がどんな人なのかはあまりわかりませんでした。

けれど今回は、千代子の思いを叶えてあげたいという氷見の優しい部分がわかりやすく表現されていたので、その人間らしい一面にホッと一安心。

そして、礼二が千代子との出会いと彼女の深い愛情によって変わる姿にはすごく好感が持てました。

だましていたはずが逆に彼女にだまされていたという展開は別れの切なさを増幅させて涙を誘いましたが、その強い思いが礼二に届き、彼が変わったことで、見終わった時に温かい気持ちになれ、これまでの回の中で一番好きなストーリーとなりました。

礼二が書いた本、読んでみたいとさえ感じます。

ギュッと詰め込まれているドラマなので、きっと二人の間には半年の間にできた絆があったのだと思うと、その間の礼二の葛藤や罪悪感にも触れてみたい気がしました。

スキャンダル専門弁護士QUEEN 6話 まとめ


千代子と礼二の関係性、素敵でしたね。

このドラマを見ていると、事実と真実は必ずしも同じではなく、それを見抜ける洞察力を持つことがいかに大事かを思い知らされます。

それを持っている氷見がトラブル解決と共に、関わった人物の人生までも変えてしまうところはこのドラマならではです。


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以上、
「スキャンダル専門弁護士QUEEN」6話に杉野遥亮出演!ネタバレ、あらすじはこちから!

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