最終回。

いくつものドラマを視聴してきたけど、連続ドラマの最終回ってあまり記憶に残らないことが多い。

「あのドラマって最後どうなったんだっけ?」

とドラマ仲間のあっちゃんとよく話す。

さてさて『ラジエーションハウス』はどうなるか…

ラジエーションハウス 最終回 視聴率

13.8%

今回が最高視聴率だった。

でもでも、批判の声も多いらしい。批判の声があるということは、みんな注目していたってことでしょう。

ネットに書かれた批判の声の中で私が“うんうん”とうなずいてしまったことがある。

来週特別編を放送するラジエーションハウス。

ならば12話とすればよかったんじゃなかと。

ラジエーションハウス 最終回 あらすじ・ネタバレ


<1枚の写真>

そうそう、始まりもこの写真だった?

「ここに1枚の写真がある」

八嶋さんのナレーションで始まった。

杏の子供の頃の後ろ姿の写真。五十嵐が大切に持っていた写真。


<先週の続き>

先週、甘春元院長の検査をし、髄液漏れの検査もしましょうと五十嵐が言ったところで終わっていたかな。その続き。五十嵐は、髄液が漏れて脳が下垂したんじゃないかと疑う。色々検査した結果、低髄液圧症候で間違いないらしい。んっと、どんな病気かは難しい言葉を五十嵐が並べていたけど、聞こえたことをまとめるとうつ病ではなく、自転車に追突されて飛行機に乗ったからなっちゃったみたい。でもブラッドパッチという治療法で治るので専門医を探そうと五十嵐は杏に言う。


<息ピッタリ>

五十嵐に治療法があることを教えてもらい嬉しい杏は満面の笑みで五十嵐を見つめて「ハイ」と言う。

その顔は超可愛い。その可愛い顔で見つめられた五十嵐は戸惑いを隠せない。

その光景を後ろから見ていた技師の軒下、たまき、広瀬、威能、悠木は五十嵐を見て、杏を見て、五十嵐を見て、最後に広瀬を見る。

その動きは息ピッタリ。


<あー言っちゃった>

甘春元院長が倒れて緊急を要するが、ブラッドパッチができる医師がいない。麗洋医大病院の医師に頼んでいたが、治療の予定は2日後だった。杏はしたことはないけれど、父を助けたい気持ちからブラッドパッチをやってみると言い出す。

小野寺技師長は技師メンたちに指示し協力する。もちろん五十嵐が助手として杏と共にブラッドパッチを行い、その映像を小野寺技師長が見る。

他の技師メン+辻村先生は見守り部隊。


針を刺していく杏。針を出しながら杏に指示を出す五十嵐。もうどっちが助手だか分からなくなってきた。

1本目の針は成功。2本目の針を出しながら「より慎重にお願いします」なんて言うから杏はドキドキして刺せない。小野寺技師長まで早くしろとせかすから、さらに杏は刺せない。見るに見かねた五十嵐は針を持って動けない杏の腕を取り言ってしまう。

「代わります。」

杏は驚いた顔をする。


<僕は持ってます>

とうとう五十嵐はみんなに告白してしまう。

このタイミングじゃなければいけなかったのか?今急がなければいけない時なんじゃないのか?とも思ったが仕方ない。

今しかなかったんだろう。みんなの方を向き言う

「医師免許持ってます」


<怒ってる技師メンたち>

得意の横一列の机に座って並ぶ技師メンたち。

この横一列は今まで面白ネタをしてくれる場所だったけど、さすがは最終回。面白ネタはしませんよ。

まずは、たまきさんが激怒顔で五十嵐の持つ医師免許について問う。「どういうこと?」言い方は末恐ろしい。

次!軒下。技師として頑張ろう!は嘘だったのかと悲しい顔。

次!威能。病気に詳しいわけだと納得顔。

次!悠木。僕たちのことバカにしてたんでしょと被害者顔。

広瀬は隣にいる五十嵐に「五十嵐さん」と声を掛ける。


<ホッと杏ちゃん>

五十嵐の治療のお陰で父が回復しホッとする杏。でも心のどこかで五十嵐が助けてくれると思っていたことに気付き、自分の弱さを知る。

最終回に相応しく杏は、1話からの五十嵐とのやり取りが走馬灯のように頭に浮かぶ。

私は、五十嵐の前髪が長すぎて気になり、そこばかり見てしまう。


<本日のお茶>

中国のお土産のお茶だと言って五十嵐に飲ませる院長。

まずは匂いを嗅いで良い匂いだという五十嵐。“虫屎茶”という名前だと聞いて飲むのを止める。

ブラッドパッチを行ったこと、なぜ技師なのか、五十嵐にとって杏はどんな存在なのかを院長が聞くと、五十嵐は意を決して一気に虫屎茶を飲み干し何も言わず院長室を出る。

飲んだ・・・。


<なぜ技師メンは怒っているのか>

広瀬は言う。

「せっかく患者を助けられる免許を持っているのに技師をするのか理解ができない」と。

悠木は「医師免許を持っていれば自慢する」と言う。

威能は「医者の方が給料が良い」と。

たまきは「誰よりも患者を救いたいと思っているのになぜ医者にならないのか?」と疑問に思う。


<ヤバイ>

辻村先生のところに麗洋医大の医師が話しをしに来る。その医師は五十嵐がブラッドパッチをやっているところを見ていた人だった。

技師による治療行為を問題とすることを辻村先生に伝える。

問題にすることではないと辻村先生はキッパリと言い放ち立ち去る。

するとさっきから近くに座っていた帽子の男が麗洋医大の医師に近づく。その男は記者だった。


<慣れッコ>

翌朝、病院前には記者がたくさん。

出勤する技師メン達は、その騒ぎを眺めながら芸能人でも入院しているのかなとのんきなことを話す。

小野寺技師長が声を掛けて記者の中に突入。「余計なことは言うなよ」無言で記者の中に突入していった技師メン達をカメラは撮る。

みんな良い笑顔。前にもあったから慣れてるからね。


<本日のお茶2>

この騒ぎで麗洋医大からの医師の派遣もなくなってしまう非常事態だと言って院長室に来る鏑木部長。

さてさて本日2回目のお茶の時間ですね。今日は“虫屎茶”ね。きっと猫舌の院長は熱すぎて飲めない。鏑木部長に飲ませようと渡すが、鏑木部長は非常事態に興奮して飲んでくれない。

美味しいの?マズいの?(ウィキ情報によるとハチミツのような甘さらしい)


<口が硬い>

院長は鏑木部長に五十嵐が医師免許を持っていることを教えるため、口が硬いか聞くと、「ハガネの口のやっちゃん」と呼ばれていたくらい硬いと主張する鏑木部長。

五十嵐が医師免許を持っていた事実を聞いた鏑木部長はあまりの驚きに軒下に口が硬いかを聞く。軒下は「スチールマウスのノッキー」と呼ばれていたくらい硬いと主張する。


<もう1人患者がいた>

小野寺技師長の息子の友達がうつ病のような症状があり息子に相談されていた小野寺。

甘春元院長の治療をきっかけに検査を勧めるため友達と母親を病院に呼び出していた。その友達も転んだことで脳にダメージを与えたのではないかと考えたからだった。母親がその時の状況を説明してくれる。

見たことがある。誰だ?この母親は。仁藤優子だった。ご存じの人はアラサーですね。


<広瀬ガンバ!>

病院ぐるみの隠蔽などとマスコミが報道してしまい、病院に患者が来なくなってしまった。

技師長は?」と聞くたまきに対して広瀬が答える。

「脳外科から脳層シンチのオーダーが入って隔離学検査室に行きました。」

一気に言った。早口で言った。覚えたんだね。頑張りました。


<院長ガンバ!>

麗洋医大の医師5人(その中には辻村先生の父もいるよ)を前に院長はクスクスッと鼻で笑う。

報道のような事実があったら医師法違反ですと医師たちに言われて、その通りだと笑っていた。そして五十嵐は技師だけど医師免許を持っていることを教える。

なぜ医師なのに技師なのかを院長に聞くと、今度はぷっくり頬を膨らまして

「そんなの分かりません。だって教えてくれないんだもん。」

と可愛らしい。


辻村先生の父は、でも五十嵐にルールを破った処分を与えなければならないと言うと、今度は怒り顔を見せる院長。

「くだらないルールのために人を見殺しにする病院ではありません。」喜怒哀楽。


<五十嵐落ち込む>

ロビーで検査キャンセルの電話の対応を聞いてしまう五十嵐。いつもの院内コンビニ前では辻村先生が杏に麗洋医大が五十嵐を処分したがっていることを話す。

五十嵐はヤバイって感じでコンビニに隠れる。杏は辻村に五十嵐が医療行為をしたら技師ではいられないということを知っていたことを告白する。辻村も杏も悲しい顔をしている。そんな2人を見て五十嵐は困らせていると感じ落ち込む。

甘春元院長の病室に体調を見に行く五十嵐。正常に戻った甘春元院長は五十嵐にお礼を言う。五十嵐が治療したことを知っているよう。

そして杏のことを言う。

「医者として大切な自分の弱さを知ることができている」と。

そして五十嵐は心に決める。


<技師メン達のお言葉集>

五十嵐は辞めてアメリカへ行くことを心に決める。

それを聞いた技師メン達はビックリしながらも五十嵐に言葉を掛ける。

出勤のコンビニ前で会ったたまきは、暴走する五十嵐は迷惑だったと言いながらもお土産はアメリカのカップラーメンでいいからと笑顔で言う。

ラジエーションハウス前の先週鏑木部長がズッコケタ階段では軒下と会う。お前のせいで技師として考えるようになったと言いながらも金髪美女連れてこい軒下は言う。

ロッカー室では威能に会う。アメリカに行ったときは泊めて下さい。戻ってくる方が早いかなと言う。

次!悠木器械が好きで技師になったが、こんなに人に接する仕事とは思わなかった。IVRでは負けない。戻ってきたら僕が勝つ。(小4息子が、この人って何かやった?と聞いてきた。悠木にはIVRの回があったじゃないか!どんなのだったかは忘れたけれど)

次!広瀬五十嵐さんのような技師になりたいですと言ってキラキラとした目で五十嵐を見つめる広瀬。


<理由>

お世話になりましたとパスを机に置いて帰ろうとする五十嵐に最後に教えてくれないかと技師として働く理由を聞く技師メン達。何度聞いても教えてくれなかった五十嵐は最後にみんなの前で理由を語る。

「子供のころに杏と約束したからだ」と真剣に言うと、シーンとする技師メン達。みんなにバカ呼ばわりされる。

「そんなことが理由か」と。

「お前みたいな変わり者、大歓迎なのは、うちくらいだから戻ってこい」小野寺技師長が最後に言葉を掛ける。


<すっかり忘れていた鏑木部長>

五十嵐は帰ろうと玄関を出ると雨が降っている。

鏑木部長がタクシーを待っていた。

「迷惑な存在だった。どこに行っても自由にできると思ったら大間違いですよ」

と言って持っていた傘を五十嵐に渡す。

「少しは大人になって戻ってきて下さい。」(ここまで戻ってくることばかり言われると次回があることがバレバレじゃないかい?)


<もう1人忘れちゃいけない杏ちゃん>

翌朝、技師メン達は今日からあいつがいないって話しをしている。それを杏は聞いてビックリ。私もビックリ。

五十嵐は杏に辞めることを言わなかったみたい。すると恋敵の広瀬が、五十嵐が乗るバスの時刻を杏に教える。


<バス乗り場にて>


バスに向かう五十嵐を見つける杏と辻村先生。

五十嵐が杏に子供の頃の約束の話しをするがやっぱり覚えていない。でも杏が五十嵐に負けないという新しい約束を交わす

技師メンも院長も鏑木部長もバス乗り場にやってきて、みんなで五十嵐を見送る。

五十嵐はいつもの子供の頃の杏の写真を見る。当時は杏しか支えるものがなかったが、今は仲間が大勢いる。

そんな五十嵐の後ろ姿を杏は写メする。


<最大のオチ>


出勤エレベーターで技師メン達が話す。今日から新人がくるらしい。

フレッシュな女子を希望する軒下。あいつの後釜だからそうとう出来るヤツじゃないと、たまきはハードルを上げる。

そして技師メン達の笑顔が消え、丸テーブルに座る男性が映る。

「田中ふくおと申します。」

と言ったその男性は1話から声のみ出演していた八嶋さんだった。

小4息子が一言。

息子くん息子くん

最後にこれかよ。

ラジエーションハウス 最終回 見どころ


バス乗り場のシーンがどうしても疑問が生まれてしまい数回見た。

必要なのか?このシーンは?と自分に問いながら。

これはカーテンコールなのか?

すると分かった。月9ならば、五十嵐が杏に告白をして上手くいくってシーンなはず。それを技師メン達はわざわざバス乗り場まで見に来たんだけど、五十嵐は告白しないってオチなのかも。違うかな?ってことで何度も見たくなるはずなので見どころです。

ラジエーションハウス 最終回 注目キャスト


最終回だし、窪田くんと言いたいところですが、前髪が長いなってことが気になって他のことを書けないので、ここは和久井映見さんを注目したい。

可愛いまん丸顔になった和久井さんの頬を膨らまして「教えてくれないんだもん」と言うシーンは48歳の女性の中では和久井さんしかできないと思う。


ラジエーションハウス 最終回 感想




小4息子が特別編っていつあるの?いつ?とドラマが終わってすぐ私に聞いてきた。

「あ、来週・・・」と答えた。

どうしても最終回だと思えない最終話でした。

まとめ


五十嵐の前髪が長いのがずっと気になっていた。

特別編では少し前髪を切ってくれませんか?

でも原作の漫画の五十嵐も前髪長いんだね。