『ストロベリーナイト・サーガ』3話は2話の続き。

ショッキングな殺人事件が発生し、姫川の勘で捜査を進めていく姫川班と余談は禁物だと自らを戒めながら捜査する日下のタックで事件は解決へと向うのでしょうか。

左手首は高岡賢一のものと判明しているにも拘わらず胴体は別人のもの?

血の海となったガレージで何があったのか、なぜ高岡は自らの左手首を切断し事件を誤魔化そうとしたのか、一体、殺害された人物は誰なのか?謎だらけの殺人事件に姫川班、日下班は真相を暴き犯人検挙へと。

しかし、そこにはとても切なく悲しい経緯があった。


2話の内容はこちらから

ストロベリーナイト・サーガ 3話 あらすじ

姫川は、殺害された人物は高岡ではなく別の人間ではないかと捜査会議で報告。根拠として高岡の生命保険の受取人が耕介と内藤君江だと言うこと。捜査を進めていく中で君江の弟、内藤和敏こそが殺害された高岡賢一の本当の名前である可能性が出てきた。

姫川は、内藤和敏はすでに死んでおり、その当時の事を知っている高岡が何らかの手を使って戸籍ごと入れ替わったのではないかと推測すると、橋爪管理官は、姫川が勘でつなぎ合わせただけで裏付けがないと叱責する。

そこに割って入るように日下が手を上げた。

日下は、鴨下創業の保険担当が戸部真樹夫という人物で、戸部は事件があった日以降会社に出勤していない。仮に姫川の推測した高岡と内藤が入れ替わっていたとすれば、それに戸部が関わっていた可能性は十分に考えられると発言する。

新たに戸部真樹夫という人物の名前が出てくるも捜査は難航。しかし、姫川班は日下班と協力しあらゆる手段を使って事件の真相を掴み、犯人逮捕へと向う筈だったがそこには予想だにしない衝撃の結末が待っていた。

ストロベリーナイト・サーガ 3話 ネタバレ

菊田からの報告で、高岡のガレージの扉に戸部の指紋があったと報告が入った。

さらに川岸から高岡の胴体が発見される。

姫川は、菊田達の目の前で何度もシートに覆われた胴体を見返した。

違和感をおぼえた姫川は、ガス爆発事故で怪我をした内藤和敏の当時の執刀医と國奥に見てもらい、頸部にある皮膚の欠損の訳とその胴体が高岡のものではないとわかった。

日下は、戸部の情報を得るために戸部の恋人の部屋をガサ入れし逮捕した。そして、取り調べ中に川岸から見つかった胴体の写真を見せて戸部の胴体だと判明した。

高岡は戸部を殺し偽装工作を図った。それも自分の手首を切断するという思い切った方法で。


姫川は、高岡の気持ちになって今までに知り得た情報を思い返していると高岡に会っていたことに気が付いた。

多摩川の河川敷で聞き込みをしたホームレスが高岡だったのだ。

姫川は、日下とともに耕介を連れて高岡のところに向うがすでに亡くなっていた。

被疑者死亡。

ストロベリーナイト・サーガ 3話 見どころ

耕介は美智子が同じ境遇だと知り、戸部に美智子から手を引くようにと暴力を振るったことで戸部が高岡に仕返しに来た。

自分さえ我慢すればと戸部の暴力に我慢していたが、耕介と美智子を守る為に戸部を殺し遺体をバラバラにした。そして、自分が死んだことにするために自分の手首を切断!!

手首を切断したあと、強烈な痛みに耐えながら戸部の遺体を多摩川の河川敷まで運び、そして、スクーターの荷台に自分の手首を置いた。

耕介と楽しかった思い出が走馬燈のように映し出され、高岡は耕介への償いと、ガス爆発事故の被害者となった息子、自分の息子にしてやれなかったことを耕介にやってあげていた。

高岡の手首の切断時には目を塞ぎ、耕介との思い出のシーンでは微笑ましくも思ったが、今日まで高岡はどんな思いで耕介と日々過ごしてきたのか想像もつかない。でも、父性をとても感じるシーンでもあった。

ストロベリーナイト・サーガ 3話 注目のキャストは?


実力派俳優の寺脇康文さんは良いですね!!

寺脇さんが出てきた時点でこの事件の中心人物だと分かりました。寺脇さんと言えば舞台俳優としても有名ですが、やはり刑事ドラマには欠かせない俳優さんですよね。『相棒シリーズ』の亀山薫役はとても印象に残っています。

他にも沢山のドラマに刑事役として出演されていたのでどんな役を熟しても良い人にしか見えません。

今回は高岡賢一(内藤和敏)役として出演されていましたが、もうそこまでしなくてもと切ないくらい悲しい事件でした。お金に苦しむ庶民につけ込むゼネコン?いつの時代も変わらないかもしれませんね。


ストロベリーナイト・サーガ 3話を見た視聴者の反応






ストロベリーナイト・サーガ 3話 感想 まとめ

いろんな事情があって内藤は、高岡を名乗ることになり、高岡として生きて償いのためか耕介を引き取り育ててきた。寝たきりの息子のためだったのかもしれないがとても切ない人生を送ったように思えます。でも、戸部を殺して偽装工作するのに自分の手首を切断するなんて無茶すぎる!!

自分が死んだことにして実の息子と耕介に保険金を残そうとしたんだろうけど、他にやりようがなかったのかなあ、あまりにも悲し過ぎますよ。あんなところで死んでいるなんて‥。

それと、美智子ですが父親の借金を理由に戸部から関係を迫られたというがそれだけでしょうか。逃れようがなかったのかな?美容師への夢は理解出来るけど学費のために戸部と関係を続けるのはどうでしょう。自分で働いてなんとかするのは難しいのかな?

大きな音に脅える素振りや、耕介が戸部に暴力を振るっているところを止めたりと、耕介のためと言うよりは戸部を思って耕介を止めたように見えましたね。3話のストーリーを見て父性をとても感じましたが美智子だけは変です、彼女の中に何か隠れているようでとても違和感をおぼえました。

やはり、3話は父親が子を思う気持ちでいっぱいでしたね。高岡と耕介の関係もそうですが、日下と息子の関係もチラホラと、でも一番は姫川と父親の関係ですね。父親は娘に何かあったらすぐに駆けつけられるように禁酒しているなんて!敢えて言葉にしないけど父親として娘を守ろうとしているんだね。

父親の気持ちがわかり姫川もトラウマから少しは救われたんじゃないかな。殺人事件の詳細は驚くほど残虐でしたが、高岡が行ってきた経緯は理解出来ないけど、体を張って子供を守ろうとした気持ちは十分に理解出来ました。でも、何があっても父親として生きていて欲しかったですね。


以上、
「ストロベリーナイトサーガ3話のゲストキャストは寺脇康文!いつ見ても泣ける…」

をお送りしました。