「ストロベリーナイト・サーガ」4話は、原作の『シンメトリー・右では殴らない』でした。


未成年の犯罪は年々減少しているそうですが、昔と比べると犯罪内容が凶悪化しているように思います。

4話は悪びれず援助交際をする女子高生が、安易な行動をとったことで人が亡くなってしまいます。しかし、女子高生は全く悪いとは思っていない。

時代の流れなのか、簡単に未成年が違法薬物に手を出してしまう世の中になってしまったんでしょうか?

姫川は未成年の犯罪にどう向き合っていくのでしょう?そして、姫川が自らの過去の事件から立ち直り恩人の死を乗り越えて刑事となったストーリーが4話で明かされます。


ストロベリーナイト・サーガ 4話 あらすじ

監察医の國奥に呼び出され姫川は、菊田と共に國奥に会いに行くと「不審死を遂げた男いる」と、その男の死因は劇症肝炎と判断され、その体内から覚醒剤が検出された。


時を同じくして、劇症肝炎で死亡した別の男性からも同じ成分の覚醒剤が検出されたことで殺されたのではと相談される。

姫川は、連続殺人事件の可能性があるとして捜査を開始する。2人の男性の関係性を調べて行くとそれぞれの携帯電話から共通の番号が残っていた。その番号の持ち主は坂下美樹、黒髪でぱっと見清楚な女子高生に思えた。姫川が話を聞くと見かけによらず反抗的かつ挑発的な態度をとる坂下。

挑発的な態度をとり続ける坂下に、姫川は昔の自分を重ねているのか、坂下がなぜ男性2人と連絡を取っていたのか?2人の男性の死と覚醒剤、それと坂下がどう関係していたのか、未成年の取り調べに姫川は思わぬ行動にでた。

ストロベリーナイト・サーガ 4話 ネタバレ

姫川が菊田と國奥の話を聞いているときに姫川の携帯に自宅から電話がかかってきた。

お見合いを2度もすっぽかしているのでその電話だと言って電話をきった。

実は、その電話は母親が倒れて入院したことを伝える為に姫川の妹が電話した。

姫川が久しぶりに自宅に帰り妹から母親が倒れた事の次第を聞いた。


翌日、姫川は出勤前に母親の見舞いに行き、今のところ結婚するつもりはない、過去の事件とは関係ない、それと、刑事になったことで過去の事件とは決別出来たと母親を安心させようとした。


そんな時、菊田から被害者の携帯電話から同じ番号が見つかったと報告を受ける。

番号の持ち主は、女子高生の坂下美樹とわかり、早速、姫川が取り調べを始めた。

坂下は、姫川に対し挑発的な態度をとり続けるなかで、姫川になんで刑事になんかになりたいと思ったのかと聞いてきた。

姫川は、過去の事件で対応してくれた女刑事・佐田との出来事を思い出すが、坂下に刑事になった理由を話すことはなかった。

姫川は、坂下から医学生と援助交際をしていたこと、その医学生から薬を貰い2人の被害者に売春のついでに貰った薬を渡したと白状させた。

医学生を取り調べ中、坂下が両親に連れられて出頭してきた。坂下を医学生の面通しをさせるが自分は今回の事件で悪くないと主張する。

今回の事件の重大性を全く理解しない坂下に姫川は怒りを抑えることが出来ず、坂下を殴るのかと思いきやその怒りを壁にぶつける姫川だった。

ストロベリーナイト・サーガ 4話 見どころ

姫川が被害にあった事件で裁判が行われ、女子高生だった姫川が証人として出席。

傍聴席からは未成年の姫川の姿がわからないように配慮されていた。

弁護士は、事件の経緯を説明した後、姫川に向って抵抗したわりに擦過傷が少ない、よって合意の上での性交渉だったのではと姫川に容赦せず攻める。


弁護士の強引な説明に姫川は、佐田が言ってくれた言葉を思い出し勇気を出して事件の詳細を話し始める。

そして、裁判長から落ち着くように促されるが、姫川は殉職した佐田刑事の逮捕時のとこも話し始め、「死んで当然だというんですか」と弁護士に詰め寄った。

警察官が数人で姫川を押さえようとするが、姫川は必死に弁護士に向って自分の気持ちと、殉職した佐田の無念を訴えた。

裁判長から静粛にと促されるが姫川は訴え続け、傍聴席で見ていた多くの警察官達がひとり、ひとりと立ち上がり、姫川に向けて敬礼を始めた。姫川の中に佐田を見たのでしょう。

ストロベリーナイト・サーガ 4話 注目のキャストは?


4話で迫真の演技をした姫川の女子高生時代を演じた八木優希さんです。

幼少期からNHKの連続テレビ小説「ちゅらさん」「おひさま」「ひよっこ」に出演。

それにNHK大河ドラマ「風林火山」「龍馬伝」西郷どん」と他にも沢山のドラマや映画、CMなどに出演されています。


現在18歳の八木さんは、2001年生まれの生後4ヵ月で芸能界デビューされています。

凄い息の長い女優さんで演技もとても素晴らしいですね。

このドラマでも彼女の演技に感動し引き込まれてしまいました。

殉職した佐田刑事の同僚達が、立ち上がり敬礼するシーンはとても感動もので鳥肌がたつと同時に涙が出てきました。

ストロベリーナイト・サーガ 4話 視聴者の反応





ストロベリーナイト・サーガ 4話 感想 まとめ

姫川の女子高生時代の出来事は、姫川の周りの人の人生を変えたのかもしれませんね。

父親は姫川に何かあったときはすぐに駆けつけられるようにと禁酒をし、母親は自分が同窓会に行ったことで姫川が事件に巻き込まれてしまったと思い込み、心身共に病んでしまった。


佐田刑事は、入院中の姫川を毎日見舞い、他愛もない話をして姫川の心を開かせようとしてくれた。

しかし、残念なことに犯人逮捕時に刺され殉職してしまった。

その事が切掛けで姫川は刑事になることを決めたというが、刑事になってもトラウマからは逃げることが出来ないようですね。


それに引き替え、坂下美樹という女子高生は援助交際をなんとも思っていない。

医学生から貰った薬が覚醒剤だと絶対分かっていたくせに警察に通報せず、別の援助交際相手にあげるとは、どこまで愚かな人間なのかそれとも他人がどうなろうと自分さえ良ければという考えなのか?

姫川が坂下に対し自分が犯した罪の重さを分からせるために間髪入れずに話し続けて、最後には怒りを壁にぶつけ右手を負傷したにも拘らず、平然とその場を立ち去るとは流石姫川!!でもちゃんとオチがありましたね。

竹内結子さんの時も同じ事件のシーンがありましたが、二階堂ふみさんの姫川も饒舌でとても良かったです。もうストロベリーナイトは二階堂ふみさんのドラマになっていますね。

以上、
ストロベリーナイト・サーガ4話-「右では殴らない」あらすじネタバレ!

をお送りしました。