甲斐と大輔のコンビもすっかり定着し、大輔はファームの一員として蟹江とも協力し合うなどその仕事ぶりを認められるようにもなりました。

そして甲斐の男気ある誠実な人となりも垣間見えるようになった今日この頃。

毎回考え抜かれた面白い展開で私たちを驚かせ爽快な気持ちにさせてくれるリーガルドラマ、「SUITS」も気がつけば第7話を迎えます。

今回はどんな手を使って問題を解決してくれるのか、気になる「SUITS」第7話のあらすじ、ネタバレ、見どころ、感想などをお届けします。

ドラマ「SUITS」7話 あらすじ

顧問を務める桜庭リゾート&ホテルの桜庭庸司(髙橋洋)社長の元に赴いた甲斐(織田裕二)

彼が造った10数ヶ所のホテルのうち4ヵ所で五つ星の取得が確定していました。

有名ホテルグループ、KJOのジーン(クリス・バテン)社長から合併の話を持ちかけられたと言う桜庭。

相手の会社の代理人弁護士として現れたのは、大手に移籍した木次谷公一(橋本さとし)でした。

一方、司法試験に向けて頑張っているものの、受験の本番になると実力を発揮できないことを悩む真琴(新木優子)に、協力したいと言った大輔(中島裕翔)

二人は、受験に向けて対策を始めます。


同じ頃事務所では新人を新たに採用するための面接が行われていました。

そこで大輔は、かつて司法試験の替え玉を引き受けた町田日向子(石橋静河)と真琴が親しげに話す姿を発見します。

再びピンチに陥った大輔に対し、替え玉の事実を自分から話すはずがないと甲斐は言うのでした。


KJOのタイのホテルでストライキがあったとの情報を得た大輔。

交渉を優勢に進めたい甲斐は、木次谷弁護士の息子の受験を代わりに受けた大輔と共に、セイントを訪れます。

大輔はセイントの代表が真琴の父親、聖澤敬一郎(竹中直人)であったことに驚きます。

ドラマ「SUITS」7話 ネタバレ


桜庭リゾート&ホテルの顧問弁護士である甲斐は、桜庭社長の元を訪れました。

彼の造ったホテルは5つ星の取得が決定したようです。

彼は有名ホテルグループのKJOからの合併話を甲斐に伝えます。

甲斐は大手との合併は慎重にすべきだと考えていますが、彼が甲斐になにか相談する時はいつもすでに決定事項でした。


司法試験に向けて勉強中の聖澤真琴。

実力も経験もあるのに失敗を恐れるあまり本番で発揮することができない彼女に大輔は、自分は試験が得意だから任せてと伝えます。

彼女は父親に憧れて弁護士を志したものの、パラリーガルのままであることを気に病んでいます。


とある夜、桜庭ホテルでの会食に招かれ、秘書の玉井(中村アン)と共に訪れた甲斐。

そこに現れたKJOのジーン社長の代理人弁護士は木次谷でした。

木次谷とは過去に敵対したことがあり、彼の息子の受験を大輔が代わりに受けた事実がわかったことで、木次谷を脅して優劣を逆転させたことがありました。

木次谷はあれから大手の弁護士事務所に移籍したようでした。


事務所で行われていた新人採用の面接に、大輔が代わりに受験した町田日向子を発見した大輔は慌てて甲斐に報告しますが、甲斐は司法試験に替え玉で受かったと自分から言う人間はいないと言います。

日向子と仲良さげに話していた真琴に大輔が友達なのかと尋ねると、弁護士を共に目指していた親友だと答えました。


そして甲斐と大輔は木次谷の移籍先であるセイントに訪れ、聖澤代表とジーン社長に会いました。

木次谷をジーン社長と出かけさせた聖澤は、木次谷は東京での連絡役でKJOのグローバル戦略を任されているのは自分だと言います。

聖澤が真琴の父親であることを初めて大輔は知らされました。

提案書に目を通すと甲斐は話にならないと聖澤に突き返します。

スタッフへの雇用の保証も桜庭の名前も残らない。

これでは合併と言うより乗っ取りだと、あくまで甲斐は平等な条件を望んでいるようです。

交渉が決裂したことを代表の幸村チカ(鈴木保奈美)に指摘されたものの、意外にも今回は甲斐の考えに乗ると言うのです。

上杉がいなくなったこの事務所を試しているのではと感じているチカは、売られた喧嘩は買えと言いたいようでした。


その頃、大輔は事務所名について口にした玉井に対し、上杉という人物と面識があるか尋ねます。

すると彼女は、幸村先生が追放したからいないと答えました。

真琴の父親は彼女がファームを移籍することを望んでいるようでした。

今のファームが入っている真琴は乗り気ではありません。

忙しそうに次の用に向かう父と別れると、先程までいたカフェの店員が忘れ物を届けに真琴を追いかけてきました。

父親の物だと気づいた真琴は届けに向かいます。

聖澤は真琴と別れた後蟹江(小手伸也)と接触し、蟹江がなにやら書類を手渡して、それを見れば噂が真実だとわかると言いました。

車に乗り込む二人に見つからないよう、真琴は思わず隠れました。


その夜真琴は親友の日向子と会っていました。

面接で、不合格となっていた彼女は、私には弁護士として働く資格がないと言い、司法試験を替え玉でパスしたことを明かしました。


翌日大輔の元に日向子から電話があり、司法試験を来年に控えた自分の親友の替え玉をしてほしいと言うのです。

彼女の言う親友が、真琴だということはすぐにわかり、頭を抱える大輔。

どんな質問にもすぐに答えられるほど知識も経験もあって努力もしている彼女が、試験が苦手だから弁護士になれないでいることに理不尽さを感じている大輔は引き受けたいと思わずにはいられないのでした。


大輔が調べた結果、KJOグループのタイのホテルでストライキが起きていたことが発覚します。

しかもそれはアジア圏の統括マネージャーによる横領が原因だったのです。

KJOグループはこのことを公表しておらず、交渉が有利になると甲斐は内心喜ぶのでした。

甲斐が提示した合併の条件に納得するはずのない聖澤は、桜庭社長が自ら火消しに動いてくれるという甲斐の言葉に、態度を和らげ、お互いに資産状況の情報を共有しました。


一方、司法試験を代わりに受けてもらうと決めた真琴に大輔はもっと自分を信じるべきだと言い、自分の間違った経験から、軽はずみに決断してしまわないよう伝えるのでした。

KJOグループが偽りの社名を使って桜庭ホテルの株を買い占めていることに気づき、聖澤は資産状況を知るために態度を変えたことがわかりました。

聖澤に対抗すべく、桜庭ホテルを別のグループに買収させることにした甲斐。

桜庭ホテルのブランドがなくなることになるとKJO側が困ることになります。

合併の話に戻させてほしいと聖澤が頭を下げると、甲斐は受け入れ聖澤と握手を交わしました。


大輔は、ランチの席で真琴に「先生ですよね?」と言われ、とぼけますが、日向子が現れ大輔が彼女の替え玉をしたことがバレてしまいます。


全てが解決し、チカと甲斐はシャンパンをあけ、チカは蟹江がセイントへの移籍を目論んでいることに気付いてギャラを上げたと言いました。

もし自分が上杉に追い出されていたら、どうしていたかと尋ねるチカに、甲斐は辞めていたと答えるのでした。

ドラマ「SUITS」7話 見どころ

今回は桜庭リゾート&ホテルと大手ホテルグループのKJOとの合併話が軸になって展開するストーリーとなっていますが、都合の良いように話を進めようとする癖の強いKJO側の弁護士と、桜庭の名前を残そうとする甲斐との戦いが大きな見どころとなります。

また、KJO側の大手法律事務所であるセイントに移籍を目論む蟹江の行く末についても目が離せません。


さらに、受験が苦手なパラリーガルの真琴の司法試験に向けて大輔が協力することを申し出ます。

カフェやファミレスで一緒に勉強する二人がこれをチャンスに急接近するのか、そのあたりも気になる見どころですが、自信のない彼女が親友に明かされた秘密により至ってしまうとんでもない決断。

大輔は彼女をきちんと導くことができるのかにも注目です。

ドラマ「SUITS」7話の注目キャストは?

ハマり役だったセイントの代表、聖澤敬一郎を演じた竹中直人さんも気になるところですが、今回注目したのはその聖澤の娘でパラリーガルの真琴を演じている新木優子さんです。

小学5年生でスカウトされたという彼女は2008年に映画初主演以来さまざまな作品で女優として活躍。

2014年にファッション雑誌「non-no」で専属モデルに抜擢され、2017年にフジテレビ系で放送された「コード・ブルー 〜ドクターヘリ緊急救命〜3rd season」、2018年に日本テレビ系で放送された「トドメの接吻」など、彼女の姿を目にする機会が最近どんどん増えています。

本当に綺麗でスタイル抜群で、上品な魅力溢れる彼女。

その美貌から多くのCMにも出演されています。

少し拗ねたような口元が特徴的でまたキュートですよね。

知的な感じとお嬢様のような上品で清潔感ある印象に今回の「SUITS」でのパラリーガルという役どころがぴったりだと思います。

今後、真琴の活躍と大輔との恋の展開も楽しみなところです。

ドラマ「SUITS」7話 感想

今回は桜庭リゾート&ホテルの合併をうまく進めることが甲斐の仕事となりましたが、甲斐が合併にあたって桜庭の名前を残すことをはじめとする誠意を頑なに求めたことはかっこよかったと思います。

聖澤が幸村・ 上杉法律事務所の名前を引き合いに出し、名前を残すことの意味をチカに尋ねていましたが、名前を残す価値がないと思っているなら何故合併を申し出たのかと少し不思議に思いました。

そして、司法試験ってこんなに身近に替え玉受験というものがあるのかと勘違いしてしまいそうなストーリーにもなっていましたね。

その大輔にとってネガティブな事実である替え玉ですら逆手に取って優位に事を進めるために利用するあたりはもう甲斐の真骨頂だとすら感じてしまいます。

あと、なんだか腑に落ちないのは夢を叶えるために遊星と縁を切ったのに、妹を家に入れてしまうところや、過去の替え玉受験の依頼主が簡単に連絡を取れてしまう状況。

危機感がないというか考えが甘いというか…

甲斐が男気のある人だということはわかりましたが、大輔のことは頼りになる人なのか頼りない人なのか、いい人なのか軽い人なのか、未だに掴めないでいます。

ドラマ「SUITS」7話 まとめ

今回も甲斐と大輔は二転三転する難しい案件を見事に解決してくれました。

いつもよりも手強そうでしたが、解決する時は意外とあっさり。

ところで、回を重ねるごとに浮き彫りになるのは大輔の存在価値の低さです。

調べてわかることなら大輔じゃなくてもいいんじゃないかと気付いているのはきっと私だけじゃないですよね。

今のままじゃ経歴詐称がただの犯罪行為になってしまいます。

今後、大輔じゃないといけない展開に期待せずにはいられません。

以上、
「SUITS/スーツ-7話のゲストキャストは竹中直人!あらすじ、ネタバレはこちらから!」

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