<結城と義江>
義江は結城をテレビのニュースで見ていたから殺人の容疑者だってことを知っていた。「人を殺したんだろ」と結城に投げ捨てるように言う義江。結城は殺していない事、やらなけらばならないことがあると言う。結城を見つめる義江の目は何か言いたげ。さすが大御所、目で芝居。
今度は戸棚にある薬を取ってと頼む義江。「そんなこと早く言えよ」と言って戸棚を開くが、そこじゃないと義江。ここか?と結城。違うと義江。なんだかそのやり取りはまるで親子のよう。と思ってそうな義江の顔。
<高嶋さん悪役を楽しんでいそう>
灰谷が結城を逃がしたことが柴崎に報告される。柴崎はちょっぴり濡れた髪に白のガウンを着て、低い天井に大きなシャンデリアがあるベッドルームにいる。窓の外は日本庭園のようで部屋には障子がある。和なのか洋なのか異様な雰囲気。
<林の周りの家屋に聞き込み>
有馬刑事と後輩の乾刑事は聞き込みに回る。このまま1件づつ回ったら義江の家にも来ちゃうじゃん!ヤバいぞ~。と思ったら、ドンドン!「義江さーん!」ほら来た。
義江の家の玄関の前には自治会長のおじさんと有馬刑事と乾刑事がいる。なかなか出てこない義江を不審に思い、中の様子を見ようかとした瞬間、玄関の電気が付き義江がドアを開ける。結城は襖の陰に隠れてそのやり取りを聞いていたが義江は別に何もと言って刑事たちを追い返す。
<急いでます月島楓>
林で灰谷を見た楓は急いで帰宅しパソコンを開き、いままで撮ってきた柴崎の写真を確認。その中に灰谷を見つける。楓は灰谷の写真を印刷し、部屋のロールスクリーンの奥にある柴崎相関図に追加。灰谷は柴崎の手下。灰谷が結城を助けたのならあのデジカメは、もう柴崎の手元に渡ったのかもしれないと考える。
<義江倒れる>
はなの手術のこと、デジカメのことなど考えているとバタンと音がした。気になった結城は音のした義江の寝室の襖を開く。そこには横たわって胸が痛いと唸っている義江がいた。「救急車」と言われ救急車を呼ぶ結城。
<おんぶ>
救急車が来るならと逃げようとした結城だったが、救急車の到着まで30分かかると言われ、目の前で死ぬかもしれないのに何もできないのは嫌だと言って義江をおんぶして近所の診療所へ連れて行く。結城は幼いころ目の前で手首を切って自殺した母がいたよう。その時何もできなかったんだろうね。
<結城くん よく頑張りました>
診療所に到着し先生が対応してくれる。義江は到着早々「早く行きな」と結城に言う。(ちょっと休憩させてあげてよ~)実は義江には息子がいてその洋服が家にある、タンスの奥に少しのお金もあるから持って逃げなさいと言う。結城の手を取り「やってないんだろう?」と優しい目をして言う義江を見ただけで涙がちょっぴり出ちゃうのは私だけでしょうか。さらに「信じるよ。生きるんだ!」と義江が言うと結城の顔が私の顔と同じようになる。私だけではないよね。ちょっぴり出るよね。
<義江の家>
翌朝、有馬刑事は義江の家のドアをノックする。やっぱりな。昨日の夜、怪しいな~見たいな風に振り返って義江の家の玄関を見てたもんね。でも義江はいない。家の中には四角い黒ぶちメガネをかけた義江の息子の仏壇の前に線香が立てられているだけだった。そっか、義江の息子は亡くなっていたのね。そして結城が線香を立てて出て行ったってことか。日付は8月22日になる。手術日まであと10日。(9月2日が手術日だからね。忘れないでよ)
あ、結城から置手紙もある。「お金は、必ず返します。」字がキレイ!!
<変身>
仏壇に飾られた写真の中の義江の息子にそっくりな四角い黒ぶちメガネに紺色のスーツ+ネクタイをした結城が街中を歩く。これはきっと、三浦春馬にちょっと似た風な人を義江の息子にしたパターンだよね?
<楓と久我議員の関係>
8年前、病室のベッドに横たわっている父の手を握り泣いている楓に久我議員は弁護士の勉強をすることを勧める。法という正義で柴崎を裁いたらと。
<今日もハラハラドキドキ>
バスで都心に移動中、検問にあってしまう結城。バレちゃうよ。ヤバい。警察がバスに乗り込み手に持った写真と乗客を見比べる。結城は隣に座る男性に声を掛ける。「お仕事ですか?急いでるのに」と顔をしかめる。手を口に当てて警察が通り過ぎるのを待つ。突破!セーフ!
<やっと電話が繋がった>
検査を終えたはなは、ちょぴりお疲れモード。なのに付き添いのすみれの心配をする。できた子だよ~。涙がこぼれそうになるすみれの元に着た!やっと着た!結城からの電話。公衆電話から結城はすみれに電話をしてきた。でも、すみれはおお怒り。意味が分からないと。結城は結城で言いたいことを言う。2人が思っていることは1つ、はなを助けたいってことだね。
毎度の私事だけど、最近つくづく思う。男と女の考えることが違いすぎてすれ違ったら、訳が分からなくなる。そう、小4息子。意味分からん!現在夏休みで毎日一緒でその気持ちは最上級!
<え~?それだけで?>
有馬刑事と乾刑事は質屋に聞き込みに。柴崎の手下のホンダに話を聞くがホンダは嘘をつき通す。何か気になることはないかと有馬刑事に聞かれたホンダは、2週間前、結城に会いに美人が来ていたことを告白。女性は白のTシャツに茶色のパンツを履いていたとホンダの後輩が言うと有馬刑事の脳裏に過ったのは、2週間前のすみれの姿。え~?そのヒントだけですみれに繋げるの?
って思ったんだけど、質屋に来る前に有馬刑事は結城について調べてもらった書類を警察署内で受け取っていて、その中に結城が育った施設の名前と住所が書いてあった。その時、有馬刑事はちょっとフリーズしていた。って思って“青柳すみれ施設で育った“でネット検察してみたら・・・。気になる人はしてみて。
<良い役なの?公園さん>
楓は事務官の角田(近藤公園)を置き去りにして調べ物をしようと事務所を出る楓に、声を掛ける角田。検事と事務官はコンビだからね。(ドラマHEROで北川景子が言っていた、はず)ならばと角田に柴崎のことを話す楓。そこで8年前のことが少しわかる。柴崎が楓の父を刺したと話す楓。楓はたまたま父が刺されるところを目撃。しかし裁判で裁かれたのは結城だった。そして父は亡くなった。
その話を眉を寄せて聞く角田。(いつも悪い役が多い公園さん、信じて良いんだよね?)
<柴崎は持っていない>
柴崎が降りてくる車の前で待つ楓と角田。楓は柴崎にデジカメを持っていると嘘を言うと柴崎は甲高い声で笑い嘘を見抜く。「お前も持っていない」と柴崎は笑みを浮かべながら楓に言う。でも楓はその言葉を聞き柴崎も持っていないことを確信する。“お前も“。
<黒ぶちメガネ結城の反撃>
質屋の前でホンダが出てくるのを待つ結城。のほほんタバコをふかしに出てきたホンダは後ろから結城に拉致。殺す勢いで胸ぐらを掴み、首を絞める結城。ホンダは情けない顔して柴崎に頼まれてやったことを告白する。
<サトルとデジカメ>
結城はサトルにデジカメのことを電話で話す。サトルはデジカメをズボンのポケットに入れて自宅から出る。サトルを張り込みしていた乾刑事は有馬刑事に連絡。2人はサトルを追う。まず、サトルは彼女とカフェでお茶する。その後タクシーで、結城とサトルが育った今となっては廃墟となった養護施設へ向かう。
“待ち合わせはあの場所”と結城に言われていたサトルはその場所、調理室へ入る。中はたくさんの窓があり明るい。上からダクトが垂れていて、テーブルなどがひっくり返った状態。すると画面の前を黒い影がザーって音とともに通り過ぎる。これは怖いやつだよね。小2娘はすでに被ったタオルケットから顔は見えません。
<結城登場>
あの場所にベランダの柵から登っていく結城。もちろん邪魔だから黒ぶちメガネは外したよ。表には有馬刑事と乾刑事が結城が来るだろうと張り込んでいたのに。さすが結城、バレてないよ。そして調理室へ入っていく結城は「サトル」と囁くが返事がない。どんどん中へ入っていくと足が見える。横たわっている足。足元から顔の方にカメラが動いていくと、血が流れたサトルが倒れていた。思わず大きな声で「サトル」と呼んでしまう結城。外で張り込んでいた有馬刑事と乾刑事にも聞こえる声だった。
<志村!うしろ!>
サトルの方を向いている結城の背後から血の付いたナイフを持った黒い男が結城を狙う。黒い男は灰谷。ナイフを握りしめ結城に刺そうとする灰谷だったが、丁度そこに建物に入ってきた乾刑事がガシャーンと何かを倒してしまう。その音により灰谷退散。結城も退散しなければとサトルのポケットを探りデジカメを探そうとしたはずが、はなから預かっている黄色いクマみたいなぬいぐるみを手に取り泣く。サトルが死んだから泣いているんだよね?デジカメじゃなくてクマだったからではないよね?デジカメは反対側のポケットなんだよね~。取れませんでした。
<ごっつんこ>
急いで調理室から逃げる結城。急いで調理室へ向かう有馬刑事。曲がり角でごっつんこ。
“Time Limit 10“と画面に出る。(これ10話なの?と聞く小4息子。違います。)